横浜サトウクリニックで温熱療法と免疫監視療法を組み合わせた治療を受けた患者さんたちと免疫監視療法単独の治療を受けた患者さんたちの白血球のサイトカイン産生量の違いを調べてみました。

サーモトロンRF-8 電極

具体的には、温熱療法を組み合わせることでガン免疫を促進するサイトカインのインターロイキン12(IL-12)、インターフェロンガンマ(IFN-γ)とガン免疫を抑制するサイトカインのインターロイキン4(IL-4)、インターロイキン10(IL-10)の産生パターンに違いが出るかどうかということを調べました。

測定のタイミングは、通常の免疫監視療法単独ではあまり変化が認められない、治療開始から2ヶ月後、免疫監視療法を2回、温熱療法を6回受けられた後のサイトカイン産生量の変化を比較しました。

その結果、ガン免疫を抑制してしまうIL-4、IL-10は温熱を併用しても、このタイミングでは大きな変化を認めませんでしたが、ガン免疫を促進するIL-12、INF-γ産生量は免疫監視療法と温熱療法併用群で明らかに上昇していました。

つまり、温熱療法を併用することで、より早い時期にガン免疫を促進するIL-12、INF-γ産生量を高めることができるということがわかったのです。

サーモトロンRF-8 治療ベット

 免疫監視療法に温熱療法を組み合わせることで、早期に樹状細胞を始めとするガン免疫細胞を活性化することで、免疫監視療法単独での治療よりも、より早くガン免疫を高めることができるのです。