こんにちは。

横浜サトウクリニック

院長の佐藤忍です。

免疫についてのお話の続きです。

兵隊の免疫は、敵の細胞を殺す強力なシステムです。

したがって、敵がいる間はいいのですが、闘いが終わって敵がいなくなったにもかかわらず、いつまでも兵隊が暴れている状態は、身体にとっては危険といえます。

このような状態が続くと、リウマチに代表されるような自己免疫疾患になってしまいます。

そこで、このような事態にならないために、兵隊たちの暴走にブレーキをかけてスピードをコントロールする必要があるわけですが、その役割を担っている免疫細胞が「制御性Tリンパ球」です。

健康な人の場合、アクセルとブレーキのバランスが取れているので、免疫がうまく機能しているのですが、このバランスが崩れてしまうと、病気になってしまいます。

つまり、ブレーキがきかなくなると、前述したように免疫細胞が過剰に反応しすぎて自己免疫疾患になるのですが、ブレーキを踏みすぎても、今度は免疫細胞の活動が弱まってしまい、病気になってしまうというわけです。

実際、当クリニックに来られる進行ガン患者さんのほとんどが、ブレーキを踏みすぎた状態になっていて、ガン細胞を攻撃する兵隊の応援団が弱くなっています。

このような患者さんは、免疫のアクセルとブレーキのバランスを正常に戻してあげる必要があります。

そして、このことを実際に行うことが、当クリニックが行っている免疫療法なのです。