こんにちは。

横浜サトウクリニック

院長の佐藤忍です。

免疫のチカラを高めて病気に打ち勝つ免疫監視療法はどのようにして生まれたのか?

これから数回にわたり、当クリニック40年の歩みについてお話します。

免疫監視療法は、私の父である佐藤一英が確立したものです。

もともと父は細菌学の研究者で、1950年代は大学の研究室で結核を治す薬を研究していました。

しかし、優れた抗結核薬がいくつも開発されたことで研究を中断。代わりにガンの治療法の研究を始めました。

このとき父が選んだのが、父の専門分野だった免疫システムに着目した治療法でした。

「治らん病気を治す!」が口癖の父は、ガンの治療法開発に日々立ち向かっていました。

しかし長い間、思ったような実験結果が得られず、学会でも評価されない日々が続きました。

父自身も、父を支え続けた母も辛かったと思います。

私は子どものころから、そのような両親の姿を見て育ちました。

当時、父は大学の研究室に勤務していましたが、大学には研究室ごとに予算があり、個人が希望する研究に使えるお金には限界があったのです。

そこで、父は大胆な行動に出ました。

なんと、自宅をガンの研究所に変えたのです。

父は自腹を切って自宅を改造し、必要な機材を揃え、研究を開始しました。

その研究には、ある重要な、「ちいさな存在」が欠かせなかったのです。

その存在とは、何だと思いますか?

答えは次回に。