「胃がんとの戦い」T・Eさん(北海道)
2013.3.25
「胃がんとの戦い」T・Eさん(北海道)
「胃がんです」
「このまま過ごせばどうなりますか」
佐藤一英院長先生は、山形市の篠田総合病院の診察室で「あと一~二週間ぐらいで食事が出来なくなり、余命二~三カ月ぐらいかな」
ああそうか…北海道に帰っている暇がないのだなあ…と思った。
「僕に任せませんか」一英先生の声。
「お願いします」と即答した。山形に帰省する前、私の自宅がある北海道の病院では、私にがんと知らせてくれなかった。
しかし、私自身は「がんだなあ…」と感じていた。「三月二十日手術します」篠田総合病院のナースからスケジュールが知らされた。
すぐ左右の腕に、腹部の撮影にと手際のよさ。看護婦さんの対応の良さ速さ。
北海道では味わうことの出来なかったスピードと対応の見事さ。「よし 生きることが出来るかも」と感じた。平成五年二月のことだった。
佐藤免疫療法の開始である。
治療開始した翌朝は方の辺りが軽くなっていた。翌々日には腹部が軽くなった。三日目の朝は足取りが軽やかになっていた。
「この治療法はすごいぞ」と体感した。
そして、元気がでたところで予定通り手術をした。
集中治療室のベットにいた私に一英先生は笑顔で「うまくいったよ。がんが凝縮している
」
生きる力が倍増する佐藤免疫療法の効力だと思った。
手術と免疫療法を施術して三カ月経過した六月夏至の日に、一英先生の診療を受けて退院し、北海道に帰ることができた。
この時もいつもと同じように、佐藤療法の翌朝は肩まで軽くなり、翌々日は腹部まで軽くなり、三日目は体全体が軽やかになり、足取りが調子よくなった。
このパターンは現在も続いています。
その後は、横浜サトウクリニック、山形サトウクリニックで定期的に予後治療を続け、現在は札幌市のうなか医院で、年一回のぺーすで佐藤療法を継続しています。
山形市の篠田総合病院で治療していた時、同室にもう一人佐藤療法を行って手術した方がいました。「あの部屋で命永らえている人は佐藤療法をした人だけだ」と話してくれた。私も、命永らえたのは佐藤先生のお陰。佐藤免疫療法のお陰と感謝し生活しています。時々佐藤免疫療法のことを聞きに来る方々がいます。
自分の体験を語り共々に治療して元気でいます。
がん攻めて 命支えし 佐藤療法
治療続けて 過ぎし十五年